2011年暮れに、街づくりやNPO支援を行なっている小さな会社が主催する、5回連続の「コミュニティ・マネージメント・ゼミ」というワークショップに参加する機会を得た。そこには、新しいタイプの社会起業に取り組もうという若者、クラスの生徒をどうまとめていかについて新しい方法を模索している教師、アフリカのある国に学校をつくる活動をはじめた若者、ある街の開発に自治体とコラボしてかかわっている学生サークル代表... ... 【詳細を見る】
地域立脚型中小規模病院がGeneralist Medicine/総合診療の拠点となるためのkey issues ※平成17年&平成23年3月(以前に発表したものをRemixしています) はじめに 近年の日本におけるヘルスケア・システムの変化と医学医療自体のパラダイム変化により、医療施設は、curative careと入院医療を中心とした総合病院、高齢者のケア施設、そして診療所にお... ... 【詳細を見る】
プライマリ・ケアと医学教育 卒後研修必修化直前に診療所で考えていたこと はじめにー卒後臨床研修必修化をめぐって 2004年より医師卒後臨床研修[i]が必修化される。昭和43年のインターン制度廃止以来、医学教育に関しては、もっとも大きな変化といえよう。この新臨床研修 制度の特徴はいくつかあるが、近年の日本における卒前医学教育の変革の流れのさらに先をいくような、これまでの医学教育のパラダイム自... ... 【詳細を見る】
サマリー 家庭医のアイデンティティは、高い臨床能力、医師患者関係の重視、地域立脚型ケア、特定の人口集団のとりあつかうところにある。 家庭医は日本においても求められている。 家庭医はウイメンズ・ヘルスなど、家庭医としてのアイデンティティに基盤をもつ専門領域をもつことができる。 キーワード 家庭医、家庭医療学、かかりつけ医、地域医療、ウイメンズ・ヘルス ... ... 【詳細を見る】
PCATと家庭医療後期研修プログラム 〜「5つの星」を持つ医師を目指して〜 3・11東日本大震災後一年が経過し、被災地支援も慢性期あるいは地域復興開発期を迎え、プライマリケア連合学会の被災地支援プロジェクト、Primary Care for All (PCAT)の活動内容も、また存在意味も変化してきていると思う。被災地においては、あらたなヘルスケアシステムのあり方が模索されているが、PCAT も... ... 【詳細を見る】
暮らしの保健室という発想 事例(病院救急外来) 90才男性が「この1ヵ月あまり元気がなく、この4日間食べられない。今日は朝からぐったりしている。午後5時過ぎにかかりつけの医院に電話をしたら、病院に救急車で行くように言われた」ということで、入院の準備をして、救急外来受診。紹介状なし。86才の妻と二人暮らし。 虚弱高齢者の夫婦には問題を解決する能力がなく、どうしたらよいか... ... 【詳細を見る】