レジデンシー 東京 募集要項

医療福祉生協連 家庭医療学後期研修プログラム・東京
(略称 医療生協家庭医療学レジデンシー・東京)

都市型診療所を拠点とし、ポートフォリオを最大限に活用した学習を通して、徹底的に本物の家庭医になる事にこだわった教育を実践します。

レジデンシー修了後、日本プライマリ・ケア連合学会専門医認定試験の受験資格が与えられます。

東京で家庭医になる研修を受けたい方、ご質問などある方、見学ご希望の方など、お問い合わせください。

2017年度募集要項

医療生協家庭医療学レジデンシー・東京、Class of 2020(2017年4月開始)の家庭医療専門研修医(レジデント)の二次募集を行います。。
診療所基盤型のプログラムで、1年間の所属教育診療所フィックス、3か月の緩和ケアローテーションが特徴で、特に毎月1回行われるレジデントデイは3年間継続され、計36回の教育セッションで成長を確認できます。若手家庭医療専門医の指導医陣も年々充実拡大しております。
また、修了後の進路も、医療生協内外の診療所、大学総合診療部、大学医学教育ユニット、リサーチフェロー(PhD取得可能)、在宅医療専門医など多岐にわたります。

日本医療福祉生活協同組合連合会
レジデンシー・東京 プログラム責任者 喜瀬守人

1.応募資格

  • 臨床研修2年修了(予定)あるいはそれに準じる経歴を有するもの

2.募集人数

  • 4名

3.応募方法・試験日等詳細

  1. 応募方法
    下記の書類提出による
  2. 提出書類
    • 履歴書
    • 医師免許証(写し)
    • 臨床研修修了証又は臨床研修修了見込証明書・研修実施機関に在籍を証明するもの
    • 志望動機(A4、2枚以内。様式は問わない)
  3. 送付先
    169-0073 東京都新宿区百人町3-25-1サンケンビルヂング4F
    医療福祉生協連 家庭医療開発センター 事務局宛
  4. 試験日
    • 二次募集  2016年12月11日(日)11時   応募締切2016年11月30日

    ※ 志望者には随時面談・見学を行っております。お問い合わせください。

  5. 選考方法
    • Multiple Mini-Interviews(面接試験)

4.カリキュラムの概要

  1. 研修期間
    3年間
  2. 研修施設
    教育指定診療所
    (9ヶ所)
    大井協同診療所(埼玉県ふじみ野市)
    久地診療所(神奈川県川崎市)
    ふれあいファミリークリニック(東京都北区)
    上井草診療所(東京都杉並区)
    生協浮間診療所(東京都北区)
    北足立生協診療所(東京都足立区)
    あさお診療所(神奈川県川崎市)
    むさし小金井診療所(東京都小金井市)
    川崎セツルメント診療所(神奈川県川崎市)
    主たる研修病院群
    (5ヶ所)
    埼玉協同病院(内科教育施設、小児科/埼玉県川口市)
    川崎協同病院(総合診療Ⅱ、小児科、産婦人科/神奈川県川崎市)
    王子生協病院(総合診療Ⅱ、緩和/東京都北区)
    川崎市立井田病院(緩和ケア、在宅医療/神奈川県川崎市)
    東京慈恵会医科大学付属病院(本院)(救急/東京都港区)
  3. 研修目標
    1. 医師としてEBMや予防医療を重視したよく訓練された臨床能力をもち、地域保健医療活動への参画を重視する視点を身につけ、都市部診療所において、非選択的な外来医療、在宅診療、保健予防活動をバランスよくおこなえる家庭医療専門医に必要なコンピテンスを獲得すること。
    2. 指導医・研究者として学習者中心の臨床教育を実施できるようになる。また、臨床疫学、行動科学、地域指向性プライマリケアに関する研究や実践の基礎的能力をもち、地域の健康問題に対して科学的な視点でアプローチできる。
    3. 生涯学習者として自己決定型学習を実施できる。 常にアップ・トゥ・デイトな情報にアプローチでき、EBMを実施しつつ、反省的実践家としての家庭医らしい生涯教育をおこなうことができる。さまざまな地域プロジェクトにかかわり、リーダーシップを発揮することができる。
    4. 仲間として常に協同で学び、チームの一員としてその責任と役割をはたすことができる。
    5. 医療生協の発展に寄与するとともに、地域との様々な協同をすすめ、さらに世界の地域医療に貢献することができる。
    6. 健康感・公平・正義などの価値観を涵養し、住民の主体形成への支援的かかわりができる。

5.カリキュラムの特徴

Horizontal Curriculum

地域に貢献できる家庭医となる観点から以下の内容を3年間のプログラムを通じて一貫して実施する。

  1. 診療所における継続外来・在宅診療(one-day back)
  2. レジデント・デイ(1ヶ月の振り返りとClinical Jazz)
  3. レジデント・セミナー(家庭医療のコアとなる領域の集中セミナー)
  4. プロジェクト・ワーク(プライマリ・ケア領域に関する研究プロジェクトを行う)

3年間教育指定診療所所属

所属は教育指定診療所とする。活動拠点はローテート研修先にかかわらず1カ所の教育指定診療所とし、家庭医のメンターをもつ。なお、プログラム管理は、医療福祉生協連 家庭医療学開発センターが行い、プログラム管理委員会を関連科の代表者で構成することにより、多くの法人にまたがった診療所基盤型のレジデンシーの構築を可能にしている。

質の高い形成的評価と総括的評価

  1. 日本家庭医療学会に準拠した研修目標に医療生協独自の研修目標を勘案した23領域におけるエントリーにより構築されたポートフォリオによる総括評価を行う。またこのポートフォリオ作成のモニタリングとサポートを定期的に実施する。
  2. 家庭医療専門医は広範囲の健康問題に関し網羅的な知識を必要とするため、シニア1、2学年終了時点でのMEQ(Modified Essay Question)を中心としたITE(In training Examination)を行う。
  3. レジデンシー修了後、日本プライマリ・ケア連合学会専門医認定試験を受験する。

メンタリングとサポートシステム

管理システムから独立したメンタリングによるサポート体制を家庭医療学開発センターが保障する。

  1. ミニ・フェローシップ
    主としてシニア3年目でミニ・フェローシップ(通年的エレクティブ、週1単位)を選択できる。医学教育、行動科学、皮膚科、整形外科等
  2. 多彩な外部ファカルティー
    北部東京家庭医療学センターが蓄積している外部のアドバイザーとのネットワークを活用する。臨床疫学、EBM、医学教育、生命統計学、医療政策、医療経済のスペシャリストに指導医陣に加わっていただくことにより、より質の高い研修を可能にしている。

6.ローテーションの考え方

都市型診療所を拠点とする家庭医に求められるコンピテンスを勘案し、内科、老年医学と小児科(小児保健)、緩和ケアーの比較的深い知識と技術の獲得を強調したローテーションスケジュールを組織する。また、整形外科領域や皮膚科領域などは、個別ローテートでは設定せず、教育診療所研修期間中に可能な形とする。また精神科領域については、行動科学、psychosocial medicineとして通年的に学ぶ課題として設定する。

ローテーションスケジュール例

Horizontal Curriculum(標準型)
1年目 内科教育病院・地域小病院
所属教育診療所 週2単位
レジデント・デイ 月2回
2年目 救急・小児・ 緩和ケア
所属教育診療所 週2単位
レジデント・デイ 月2回
3年目 所属教育診療所
Horizontal Elective
レジデント・デイ 月2回

7.待遇

  1. 身分
    教育指定診療所(法人)の常勤医師とする。
  2. 勤務・休暇
    研修施設の常勤医師の服務規程に準ずる。
  3. 給与月額
    研修実施法人の規定による。
    ※配属教育指定診療所(法人)によって多少の差異が生じます。
  4. 諸手当・賞与
    配属教育指定診療所(法人)毎の規定に準ずる。
  5. 社会保険
    教育指定診療所(法人)の職員に準じる。
  6. 医師賠償保険
    各自責任して加入する。
  7. 修了証書
    授与する。
  8. プログラム修了後の進路
    原則自由。希望があれば、全国の医療生協への就職を斡旋することができる。

8.プログラム運営体制

教育診療所指導医

  • 喜瀬守人 プログラム責任者 (川崎医療生協 久地診療所所長)
  • 藤沼康樹 (医療福祉生協連 家庭医療学開発センター長)
  • 渡邉隆将 (東京ほくと医療生協 北足立生協診療所所長)
  • 重島 祐介 (東京ほくと医療生協 生協浮間診療所所長)
  • 清田 実穂 (川崎医療生協 あさお診療所所長)
  • 竹内 美音子(川崎医療生協 あさお診療所)
  • 安来志保 (東京西部保健生協 上井草診療所)
  • 長尾 智子(東京西部保健生協 上井草診療所所長)
  • 高木 博 (川崎医療生協 川崎セツルメント診療所所長)
  • 齋木啓子(東京ふれあい医療生協 ふれあいファミリークリニック所長)
  • 増山由紀子 (医療生協さいたま 大井協同診療所所長)
  • 富永智一(北多摩中央医療生協 むさし小金井診療所所長)
  • 金子惇 (北多摩中央医療生協 むさし小金井診療所副所長)